実広健士さんインタビュー

実広健士さんは宮崎在住の俳優で、劇団ぐるーぷ連の代表を務めています。本作品のシリーズ「新 かぼちゃといもがら物語」の#1『板子乗降臨』、#2『神舞の庭』にも出演されています。

― どんな役をされるんですか。

物語の舞台となるスナック「ブーブーキング」の店長さんをやります。

― どんなキャラクターですか。

全てを受け入れる、お人好しですね。「ブーブーキング」にわけありの人たちが次々とやってくるんですけど、そういう人たちをあたたかく迎え入れて、ここから再出発する基地になっている、そんなスナックの店長さんですね。やっていて楽しい役で、好きです。いままでこういう役はなかったですが、とても気に入っています。

― 稽古はいかがですか。

周りの人はみんな若いからね、若い人についていくので精一杯、必死ですよ。稽古場は緊張しますし、やっとついていっています。立山ひろみさんの演出は、理論的で分かりやすいですね。稽古自体、かなりハードな練習ですよ。各地から集まった役者さんたちが、朝から晩まで練習して、短期間でつくりあげる。芝居漬けで緊張もしますが楽しいです。こういう作り方もあるんだなとか、いろいろ刺激を受ける部分があって、楽しいです。

― 今回の作品はいかがですか。

一番宮崎らしい作品なんじゃないでしょうか。人間的で、理屈なんかで物事は運ばなくて、人間が持っている本来の優しさとかで物事がすすんでいく作品ですね。宮崎ののんびりとした牧歌的なところが出ていて、戌井さん良いところ書いてくれたなって思います。

― お客様に最後に一言お願いします。

宮崎が宮崎のためにつくったお芝居ですので、ぜひ観てほしいです。楽しめると思います。

レンジャーにゅ~す

宮崎県立芸術劇場がプロデュースする演劇公演「新 かぼちゃといもがら物語」#3『たのかんさあレンジャー』。 シリーズ名は、宮崎の男女を表す言葉「いもがらぼくと」と「ひゅうがかぼちゃ」にちなんだもの。しっかり者の女と頼りなくお人好しな男。宮崎を舞台に“今を生きる”人々の営みから、日本の今を見つめた新しい物語を紡いでいきます。 「レンジャーにゅ~す」では、稽古の様子などをお伝えしていきます!

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